内臓脂肪が0になると人の身体はどうなるの?

内臓脂肪はいまや悪者としてのイメージとなっています。もちろん毎日の元気を維持するためにも、内臓脂肪のつきすぎは避けたいところです。しかし実は脂肪の役割を考えると、内臓脂肪が「0」というのはあり得ないことに気付きます。もし「0」になったらどうなるのでしょう?

 

脂肪について

内臓脂肪や皮下脂肪、中性脂肪という脂肪がありますが、ついた場所によって違う脂肪であり、すべてひっくるめて中性脂肪と言います。その中でも内臓脂肪は内臓の周りにつく脂肪で、腸の周りにつくものが多く、他にも脂肪肝など肝臓にもつきやすいと言われています。

 

特に内臓脂肪のつきすぎは減らしたいものですが、「0」になることはありません。本格的に内臓脂肪の体積をCTによって検査した場合、実際に「0」ということはあり得ません。ただし体組成計など、内臓脂肪の量をある程度測ることのできる計器によって、レベルを出すことができます。

 

当然レベルが0という人はいませんが、1以下の0.5程度の人は存在し、1以下を0と定義してしまえば、数値的には「0」の人も存在することになります。これは計器のメーカーの定義によって違います。

 

脂肪の役割

脂肪の役割を考えると脂肪が無くなったときに、体はどうなるかがわかります。体内の脂肪はエネルギー不足のときに、血液の中に放たれてエネルギーとなるのです。また体温維持も行っています。寒いところでは体温を保つために脂肪が使われます。脂肪が少なくなると、体温のコントロールさえもできなくなってしまうのです。

 

また内臓を直接支えたり、カバーすることで外部からの圧や衝撃から守る役割があります。例えば転んで机の角にお腹を打っても、特に問題ないのは内臓脂肪や皮下脂肪があるからなのです。また脂肪細胞からは生活生物質とされるアディポサイトカインという物質が分泌されています。

 

内臓脂肪がなくなるということは、このアディポサイトカインの分泌が乱れることに。それによってホルモン分泌、免疫、血液状態、生殖機能などにさまざまなトラブルが発生すると言われているのです。そのため内臓脂肪が無くなることはあり得ないのです。

ライオンラクトフェリン半額