内臓脂肪は全く必要ない?

内臓脂肪は確かに必要以上に付いてしまうと、命の危険につながる脳梗塞や心筋梗塞などのリスクも高まります。しかし内臓脂肪はそれほど悪者ではありません。そんな内臓脂肪の役割を考えてみましょう。

 

内臓の安定

内臓は定位置に安定している必要があります。わたしたちの体は生活しているときにさまざま動作をとります。そのたびに内臓がころころ動いてしまったら大変です。また逆さになっても、わたしたちの内臓はひっくり返ったりはしません。

 

実際に立って生活している人間は、胃が腸の下に下がることなく、肝臓も膵臓もそれぞれの場所に安定していますが、これも内臓脂肪の働きでもあるのです。内臓脂肪は血管と内臓を脂肪でしっかり安定させており、この機能に必要な分の内臓脂肪は逆に絶対に不可欠なのです。

 

飢餓状態、吸収不可能になっても生きられる

飢餓状態になったときや栄養素の吸収が不可能になったときでも、内臓脂肪が栄養の貯蓄として使われます。つまりわたしたちの緊急時のエネルギー倉庫になっているのです。いざというときに内臓脂肪からどんどん減っていくと言われています。

 

それでも補えないというときには皮下脂肪も第二の倉庫として使えるので、皮下脂肪も使っていきます。このように内臓安定の働きとともに、いざというときのエネルギー貯蔵庫になっているわけです。その上で、やはり溜めすぎは絶対に危険だということになります。

 

内臓を守る

内臓脂肪はお腹の内側や内臓の周りに付きますが、ある程度範囲内に付いている分には、内臓を守るためにも大切なものなのです。

 

悪ものだけではなかった

内臓脂肪は確かに溜まり過ぎると、命にもかかわる病気のリスクも高まり、できるだけすぐに落とすことが必要になります。しかし内臓脂肪もこんなに大切な役割があるのです。

 

動物性脂肪をいつ食べられるか分からないような時代を生き抜いた人類にとって、この内臓脂肪によってどれだけ守られて今に至っているのでしょう。いつでも動物性脂肪をふんだんに摂れる現代は、逆に内臓脂肪は悪者になってしまっているようです。しかし大切な働きをしてもらうためにも、是非内臓脂肪の溜めすぎには注意をしましょう。

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